一級建築士になるには

2017年 平成29年度 一級建築士に合格しました。仕事は現場監督。一級建築士・一級建築施工管理技士・宅地建物取引士を取得済み。コンクリート技士・主任技士を勉強中。

勉強のやる気モチベーションの維持管理継続術

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勉強時間の記録についてですが、1年に1回しかない一級建築士試験は長い期間の勉強の中で自分のモチベーションを維持していかなくてはならないので色々と工夫して飽きないように勉強してました。

 

その中でも特に気にして取り組んでいたことは

 

①勉強時間内容を記録する。

現場監督という仕事柄で常にバーチカル手帳を持ち歩いて仕事をしていたんですが勉強時間と勉強した内容を一冊の手帳に記録するようにしていました。

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何を記録していたかというと私の場合は、

例えば法令集の線引きを1ヶ月で終わらせなきゃいけない場合はその日を締め切り日として最終的な目標とし、工程表でいうクリティカルパスを決めます。

 

 実施予定の勉強する内容を今週の一週間分だけ、まず埋めちゃいます。

この一週間というのが肝です。私の場合は二週間先の事を予定しても結局忘れてしまいますので、直近の一週間が細かく管理できるギリギリのラインかと思いました。

そして何より予定なのでザックリと計画です。その日のテンションや体調などもあるでしょうから少し余裕がある方が計画とおり進めていけます。具体的な内容は勉強する前の日にでも考えれば十分ではないでしょうか。

 

 使用する手帳には色分けをして、

目標・計画には勉強をする予定の時間帯に鉛筆でバーチカル手帳に記入し、

実施したものについては、青色フリクションで記入して勉強内容・勉強時間を記録をするという事をルーティン化してました。

そして後は工事工程表を作るように逆算してこの日までに何を終わらせなければならないかという大枠を決めちゃうという事です。

全体を俯瞰して見て逆算して何をしないといけないか見極めていく事は製図試験においても一番大事な時間を管理するということです。

記録魔の私としては記録を残していく事が私にとっては何よりもやる気を持続できる事でした。

 

この勉強を記録するという作業を一時期スマホでも管理できないかと調べた事もありましたが常にすぐ確認したいのでバーチカル手帳を使用していました

。また、あえて勉強用の手帳で使い分ける事はなく仕事でも使用しているものを使う事により、仕事中も頭の片隅には置いておいて意識できるようにしておりました。そして書くスペースは限られてしまい文字自体は小さくなってしまいますが、何より持ち運びのしやすい胸ポケット入る位の大きさ【私の場合は手帳判 (146×91mm)】で常に持ち歩きたいという機能をはたしてくれるものです。

 記録をしてメモを取ることにより頭の中でモヤモヤしていたものが整理できました。

 

②友達や会社の人に受験する事を宣言しカミングアウトする。

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私の場合、5回目の試験までは落ちたら気まずいし家族以外の人には言ってませんでした。

ですが製図試験に合格した6年目には周りの人に受験する事を言いました。宣言してカミングアウトしてしまうと後に引けなくなってしまう……この状況をあえてつくり自分を追い込みました。

 そして周りの皆さんは応援してくれるようになり、仕事の融通もききやすくなるのではないでしょうか。

 

③勉強する場所を変えてみる。

 

 

これは人それぞれかもしれませんが私は机ではまず勉強しなかったです。(製図試験勉強は除く)意外と集中できたのは、子供が騒いでるリビング、公共の施設で図書館、コーヒー屋さん、車の中、普通に歩いてるとき、などありますがスキマ時間も大事かなと思います。

 

1日の中のスキマ時間は「あれっ、何だっけ?」と思い出すだけでも復習になりますし、わからなければメモでもして後で調べて思い出せればいいし。

 

場所はあえて決めないで常に勉強できるように勉強ツールを携帯できるにしていました。

 

あとは、たまに運動してみる。

現場監督という仕事柄で現場によっては一日1万歩は普通に歩きますがジョギングなど軽い運動を週に1回はやってました。気分的にリラックスできました。

また掃除洗濯など単純作業をやる時間の「無」の状態になるっていうのも個人的にはリラックスできました。休息も大事ですよね。

 

一級建築士試験は長丁場の戦いかと思います。

何より諦めない心が大切だと思います。