社会人受験生でも目標達成できる早起き朝活のススメ
我が家にはチビ助3人トリオが住んでいます。
子供と一緒にいる時間も一緒に勉強もできないことはないのですが、製図試験の勉強となるとどうしても平行定規に興味をそそられて寄ってくるみたいでなかなか捗らなかった為、子供といる時間は製図試験の勉強はやめよう決意しました。
社会人受験生にとって勉強するには何かしらの犠牲が出てきてしまうかと思いますが、私の場合は家族みんなが寝ている時間を利用して勉強するようにしていました。
子供達が寝ている時間に勉強すると言っても、
仕事が終わってから家に帰ってきて夜にやる『夜行性タイプ』か
朝早起きしてやる『朝活タイプ』に分かれるかと思いますが、私の場合は両方試した結果、『朝活タイプ』が向いていると分かりました。
「早起きは三文の徳」と言われています。
仕事柄なかなかアフター5を楽しめるような時間には家に帰れてはいないので『朝活タイプ』にするまでは夜遅くに帰ってから勉強する気にはならなくてやれる時にはやるけ疲れている日にはできないというふうにムラがありました。
モチベーションを維持するには決まった時間に継続的に続ける事が長続きさせるコツかと思います。
私自身は現場もあるため大体、朝7時過ぎには家を出ます。
なのでそれを逆算していくと朝一時間勉強したいのであれば家族が起きる時間より一時間早く起きなくてはいけません。
最初のうちは朝4時起きで挑戦する事にしました。
慣れるまでの最初の1週間は体が慣れていないせいかボーッとしてましたが慣れれば朝早く起きるのが楽しみになります。
その中で1つ目の利点が
『タイムリミットがあり、逆算して時間管理できることにより集中できる』
製図試験の勉強をしている時は朝3時起きという超絶朝型生活をしてました。
製図試験の勉強というと大きく
①エスキス
②記述
③作図
とあると思いますが、
よく言われているのが試験時間は、6時間30分ある訳なので時間の管理をできるようにしなさいという事です。以下が私が理想としていた時間配分です。
①問題文読み込み・エスキス(見直し込み)→2時間
②記述時間 →1時間
③作図時間 →3時間
④全体見直し →30分
終盤の方では、最後の『④全体見直し』の時間を少しでも多くとるために作図時間短縮の為、右腕を鍛えていました。
最初はとにかくトレースをする事から始めました。それも同じ図面を5回くらい。
5回も同じ図面をトレースをやっていると飽きてはくるんですが、1回目2回目3回目とやっているときに失敗した事や先にこれを書いておけばよかったなどありました。
そういう物を一つ一つ改善していく事でスピードアップを計り、最終的には2時間で書き終えるくらいのスピードになりました。
朝の時間というのは、会社に行く時間もあるのでタイムリミットがきてしまいますがなんとか朝の時間に終わるようにやっていました。
2つ目は、
『時間に余裕がある事により気持ちにも余裕が出る』
という事です。
これは学科の学習時が特にそうだったのですが
「仕事終わって家に帰ってから勉強か~」とイヤイヤ夜に勉強するよりも
「よしっ、今日の勉強は終わり!」と朝に勉強を終わらせておいた方が
気持ち的には非常に楽だったのを覚えています。
また例え朝に勉強しても昼間スキマ時間に勉強したり、夜ちょこっと勉強したとしても「貯金♪♪♪貯金♪♪♪」と悪魔でプラスの気持ちを維持できると考えていました。
3つ目は、
『規則正しい生活を意識して健康的になれる』
という事です。
これは早起き・朝活でよく言われている事かもしれませんが、
健康に早起きする為には睡眠時間はしっかりと確保しないといけなかったり、
夜寝る前には大食いしないだったり、
よく運動しないと いけなかったり、
二度寝はしてはいけなかったり。
質の良い睡眠をとるとなるとそれなりに規則正しい生活をしてないと成り立ちません。
そうするとだんだん健康への意識も高くなり、お酒の飲み過ぎはやめようとか、タバコを辞めてみるかとかいう考えもでてくるかもしれません。
個人的には朝起きてすぐに外の空気を吸って体を伸ばす事が最高に気持ちよくて続けられたというのもあります。
そういう幸せに感じられる事があったからこそ継続できたと思います。
一級建築士免許申請の登録方法まとめ
合格された方は合格発表後、間もなく合格通知ハガキが届くと思いますが少しでも早く免許証を受け取りたい方は最短ルートは免許交付式で受け取る事かと思いますが、登録手続きの書類集めが結構自分的には一筋縄ではいかなかったので登録方法をまとめておきます。
Ⅰ.直接受付される人
→ 登録申請受付窓口は今現在住んでいる都道府県の建築士会に足を運んで下さい。
必要書類を受け取ることができます。
Ⅱ.インターネットでされる人の必要書類を以下にまとめました。
私は現場監督の仕事をしていて、現場に配属されているとなかなか外に出られる機会もないため手続き関係はなるべくインターネットや郵送でやりたかったのでこちらにまとめました。
①一級建築士免許申請書 ~ 無料
こちらでダウンロードできます。手書きが苦手な方はPDF入力でパソコン作成もできます。出力サイズはA3ですね。
免許申請(新規登録)について 「中央指定登録機関 (公社)日本建築士会連合会」
②一級建築士住所等の届出〔A〕 ~ 無料
同上サイトでダウンロードして下さい。都道府県コードも注意事項欄にありますので確認して下さい。出力サイズはA4ですね。
③戸籍謄本(抄本) ~ 450円(自治体による??)
注意してほしいのが「謄本(とうほん)」ではなく「抄本(しょうほん)」という事です。
本人のみの記載だけで良いという点が注意点ですね。
④登記されていないことの証明書 (ネットでは300円 + 郵便料金)
こちらも最寄りの法務局でとれます。私自身は最寄りの法務局ではとれなく、何時間か掛かる地に行かないと取れなかった為インターネットでとりました。
登記されていないことの証明申請 | 登記・供託オンライン申請システム 登記ねっと 供託ねっと
⑤証明写真 2枚 (キタムラさん 1600円位)
たて45mm × よこ35mm の証明写真です。
パスポートサイズもしくはマイナンバーカードサイズ ですか。
これもカード自体は更新しないので一生物の写真なので私の場合は写真屋さん(カメラのキタムラさん)で1600円で撮ってきました。
初めて利用しましたが以外と安いなと思いましたので是非記念に利用して頂きたいと思います。
⑥登録免許税納付書の領収証書 ~ 60,000円
これについては「国税を収納することができる金融機関」であれば銀行や郵便局で可能ということです。
⑦申請手数料の払込受付証明書 ~ 19,200円 + 手数料130円
これはゆうちょ銀行・郵便局で支払いできます。
⑧合格通知書
家に届いた合格通知のハガキのコピーですね。
ということで、
手続きには8万円近くの大金が必要になりますので会社経費で払ってもらえる人は領収書をしっかり保管しておかないといけませんね。
建築士免許証明書交付式に行ってきました。一級建築士 現在 の 登録番号
先日、待ちに待った免許証もらいに行ってきました。免許証を貰ってやっと実感が湧いてきました。
10年位前に二級建築士にも合格したんですがその時はA4くらいの賞状だったんですが、平成20年11月に新建築士制度で改正された事により今は携帯型の免許証に変わったみたいで、貰ったものはカード型の一級建築士免許証明書でした。
平成30年現在の登録番号は37万番台前半みたいです。平成30年度は最終合格者の方が3365人の方が合格されているという事で10年後には40万番台になってるかもしれませんね。
今年は天皇陛下が退位されるという事で元号も変わる!?と思うので平成最後の登録で取得できて良かったです。
合格してからというもの、誰がどの時期に合格したのかというの気になり登録番号の早見表も作ってみました。
とにかくこれからは、一級建築士として仕事をしていくわけなので今まで以上に責任を持って仕事をしていこうと思います。そして建築の仕事をしてる以上、技術は進化し続けているわけなので一生勉強だと思うのでこれからも邁進してまいります。
あと、現場監督の同業他社の方との名刺交換の際に一級建築士の資格名が入っている方、あえて入れてない方がいるかと思います。
自分の方針としてはあえて入れないでおこうと考えています。
もちろん入れる事で施主お客様への信頼に繋がるなどのメリットはあるかとは思います。
私の場合は、なんか名前負けしちゃいそうなのであえて名刺には無記入でいこうという方針で考えています。
入れるか入れないかは会社の規定もある方もいるかと思いますが、やはり一級建築士というと建築関係でない一般の人でも認知がある資格かとは思いますので自分はそこまでの自身もないのかなと思います。逆に一級建築士なのになんでこんなのもわからないの?っていう場面シチュエーションはあるかと思います。
実際、資格はなくても優秀な方は沢山いるし、一級持ってるのになんでこんな事も出来ないのとか思われてる人もいると思います。
そんな心配するくらいならあえて入れないでおこうと考えてます。というのが自分の考えです。
一級建築士の受験資格と合格するための必勝までの道のり
受験資格は
地元の専門学校を出てハウスメーカーで就職をし主に住宅の設計課に配属され、二級建築士と今でいう宅地建物取引士を取得後に、地元に戻りたいというのと現場の仕事をしてみたく地元の建設会社に転職しました。
というわけで受験資格は
二級建築士 + 実務経験4年 で受験しました。
改めて取得までの道のりは長かったです。
戦歴としては
◯平成25年度 29歳
学科→89点 不合格 (合格点 92点)
勉強方法は、独学でヤフオクで資格学校のテキストを落札して
問題集は主に市販で購入できるもので勉強してました。
法規の線引きはウラ指導のもの法例集はもれなくインデックスも付いてくる総合資格学院の緑本を使用しました。
◯平成26年度 30歳
学科→89点 不合格 (合格点 90点)
2年目も独学で1年目ではテキストはほぼ見ないで、過去問をひたすら解くスタイルで頑張りました。
ただ市販で売っている問題集では問題数が少ない(本は分厚い)のでヤフオクで資格学校の古いものを落札して勉強し、問題をひたすら解いて勉強しました。
◯平成27年度 31歳
学科→92点 合格 (合格点 92点)
製図→不合格
3年目も独学で勉強し、一年目二年目と変わらずひたすら問題を解いて解説の内容を理解するという事を念頭にやりました。
唯一違った事といえば、一年目と二年目はどうしても法規は試験の際には見直しの時間がなくてなかなか正解率が上がらないという事です。
この一級建築士という試験は法規、構造、計画、設備、施工とありますが、問題数のウエイトも多く点数を満点近くまで取れなけば合格への道は遠いというのを改めて感じて、法規の勉強を改めて勉強し、合格した年の法規試験では、まず法例集は見ないで30問全ての問題を解き、自分の中で自信があるけど確信が持てない選択肢だけを法例集で探して答えを導き出すという方法をとって本番では28点/30点という高得点を得る事が出来ました。
また、マークシート形式の試験に慣れている人はわかると思いますが、択一試験で問題集からマークシートに写す作業で一問ずつズレて記入してしまうというニアミスをした事ある人もいるかと思いますが、これも全教科で問題集で全て解答してから選択肢をマークシートに写すという作業をルーティンする事を徹底してミスを最小限にする工夫もしてました。(そんなミスで貴重な一点を失うのはもったいないです。)
この試験では特に合格ラインの±5点の層が本当に多いです。私自身もあと1点の差で合格を逃した事もありましたし、学科合格自体も合格点ギリギリで合格しました。
製図試験はというと、学科試験が自己採点で資格学校の合格ラインギリギリラインだったかと思いますがとにかく学科合格発表まで待ってから製図試験の勉強では時間的にギリギリですし、間に合わなかったらまずいのでとにかく見切り発車で準備をしたのを覚えています。
製図試験一年目も独学で受験しました。
まずは何をしていいのかがわからないという状況でした。私自身は二級建築士も受験をしているので製図試験をやるというのは分かっていましたが、どのようなものが出題されて最終的にどのようなものを提出すればいいのかも分からないというような状況でしたので独学という事もあり、まずはそこからのスタートでした。
そして二級建築士の時にも使っていましたが、製図道具が必要だという事です。四年ぶりの受験という事でしたが大事に保管しておいたと思っていた平行定規がどこかにいってしまっており結局購入しなければいけなく、ネットで探す羽目になりました。色々調べていく中で平行定規に求められる機能は、製図試験勉強というと資格学校や試験本番もそうですが、平行定規を持って試験会場に行かなければならないという事です。その為、なるべく軽くて持ち運びしやすいものが好まれるという事でした。
そこでネットでたどり着いたのがこのマックスの平行定規です。
主なテキストはNの毎年売られているものを購入して臨みました。
◯平成28年度 32歳
製図→不合格
製図試験2年目も独学?で受験しました。
正確にいうとネットでは有名な「ウラ指導」さんの通信教育です。コースは後半戦最強コースで受講しました。特に国語力開発講座などはいわゆるフリープランで自分の理想のプランを作成し、添削して頂くという内容ですが自由である分自分で要求室等も自分で設定するという事をし理想的なプランを作るというのは思っていたよりも難しかったです。
「ウラ指導」さんの良いところは他の受講生の添削してどういう失敗をしていたかということを全員分PDFで添削付きで見れる事です。これもいい勉強になりました。
◯平成29年度 33歳
製図→☆☆☆合格☆☆☆
最後の合格年は後ほど書きたいと思います。
一級建築士の試験を受験する理由
現場監督といえば、「一級建築施工管理技士」の資格さえ取得していれば、監理技術者になる事が出来るため中小企業建築会社の現場監督としては十分仕事が出来てしまいます。
ですが仕事上どうしても設計事務所との打合せもしていかないといけません。その設計者の方達は「一級建築士」を当然、取得しています。
打合せの中では建築法規的な話ももちろん出てくる為、資格自体は持っていなくても仕事は出来ますが、打合せをしていく中では「一級建築士」を取得していた方が対等に設計者の方と話もできます。
対等に打合せをし、仕事をしたいから(なめられたくないから……)
また、これは個人的な理由ですが実は自分の親も個人で一級建築士事務所をやっており同じ建築業界で働くなら自分も「一級建築士」の資格をもって仕事をしたいと考え、受験開始しました。