一級建築士になるには

2017年 平成29年度 一級建築士に合格しました。仕事は現場監督。一級建築士・一級建築施工管理技士・宅地建物取引士を取得済み。コンクリート技士・主任技士を勉強中。

なかなか頭に入ってこない言葉(コンクリート技士・主任技士)

『セメントクリンカーの組成化合物とその特性』

 ①アルミン酸三カルシウム  C3A 『 1日以内の早期 強度』
 ②けい酸三カルシウム    C3A 『28日以内の早期 強度』
 ③けい酸二カルシウム    C2S 『28日以後の長期 強度』
 ④鉄アルミン酸四カルシウム C4AF 『強度にほとんど寄与しない』

 

 【水和熱・収縮】

C3Aアルミン酸三>C3Sけい酸三>C2Sけい酸二=C4AF鉄アルミン酸四

 【化学抵抗性】

C2Sけい酸二>C3Sけい酸三=C4AF鉄アルミン酸四>C3Aアルミン酸三

 

※記号で覚えないと「コンクリート技術の要点」を読んでいてもチンプンカンプンです。

コンクリート技士・主任技士を独学で受験を目指す

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 一級建築士に合格してから1年以上が過ぎましてブログの更新もサボり気味ですので再開していきます。一年以上勉強しない日々はというと家族との時間も増え、自分の時間も増えとなかなか充実していると思っていたのですが、昨年の年末にふと1年を振り返り一年何をしてきたのかと振り返ってみると確かに充実はしてはいたけども何をしてきたのかと考えてみると何かを頑張ったと考えると特に無かったかなと思います。

 

一級建築士
一級建築施工管理技士
宅地建物取引士

 

を取得している為、建築の現場監督の仕事をやる上では、もう資格を取らなくてもいいかなと考えてはいたのですが勉強したいモードに入ってきたのでコンクリート主任技士の資格を目指す事を1週間ほど前に決意し、只今情報収集中です。

まず、インターネットで調べると今まで取得してきた資格と比較すると情報の少なさに驚かされます。そんな中でネットサーフィンしてひと際目立つのが『なにわの合格請負人』先生のブログです。まず「コンクリート主任技士」と検索してコンクリート工学会の次にヒットするブログサイトです。

 

当方地方に住んでいるもので地方で一番大きい本屋さんで時期もあるとは思いますが見ても種類がないためインターネットで探してます。

 過去問の問題集を検索して、解説が充実している問題集を調べていると
技報堂出版から発売されている『コンクリート主任技士試験問題と解説 平成30年版』というのが出てきました。こちらを購入し只今使っております。まず平成29年度の最新の問題が問1~問30(平成30年試験は27問??)まであり小論文問題も形成されその年の出題形式が一式載っておりわかるようになっております。また試験の注意事項も載っており一通り見ていると気になる点を発見したのですが計算機も持ち込み
可能というのがのっておりました。パラパラと本を眺めると計算問題も結構載っておりましたので必要だという事でしょうか。分野ごとにページが分かれて出題されており、解答もすぐ下にある為見易い仕様になっており勉強が進めやすいかなと思います。

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 テキスト参考書はこれしかないのでしょうけど日本コンクリート工学協会から発売されている『コンクリート技術の要点'18』を購入しました。ぱらぱらと見た感じとしては、難しそうな雰囲気です。過去問自体もこの本を元に作られているかと思われるのでわからない点があればこの本で原点に戻るというような勉強方法で行きたいと思います。

 

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またこれからの勉強計画ですが、
 1回目は過去問を見て、解説の内容が書かれている物を建築法令集のような感じで『コンクリート技術の要点』から探し出しアンダーラインを引いて大事な場所をマーキングしてチェックしていきます。(実際過去問をやっていても畑違いのせいか全くと言っていいほど初耳な言語ばかりで意味がわかりません。)
 2回目からは、見ないで解いてわからなかった問題を仕分けしていくという形でいこうと思います。(一度理解した問題をまたやっても時間がもったいないので、問題の文頭に〇×でつけていきます。)
 それでもって、理解できなかった問題を減らして最終的に理解できない難しい計算問題なんかは割り切って捨ててこうと思います。
色々調べると30点満点時代には7割の21点以上を取って小論文がそれなりに出来ていれば合格??するような雰囲気です。なのでそれ以下になると小論文により合否が分かれる雰囲気なのでまずは学科を21点以上取れるように勉強していく目標を立てました。

 小論文についてはまだ考えてないので学科を頑張ってから考えようと思います。

 

 今の段階ではこの2冊の内容を理解しようと頑張ってはいますが、内容が本当にチンプンカンプンなのでコンクリート技士の問題集をやってみるかどうかを検討中です。


 

 

 

 

作図順番 手順をどうするか。

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学科合格発表まであと2週間です。
夏の暑い日も続く中勉強お疲れ様です。
学科試験が終わってから1か月が経ちました。
学科試験で資格学校の予想合格基準点近く取れた人は製図試験勉強に取り組んでいるかと思います。
初めて製図試験勉強をする方は製図道具集めから始まり何かと不安も多いかと思います。

資格学校に通われている方はまずはトレースで作図練習をしているかとも思います。
ちなみに私の書き方としては

①面積表を記入 → ☆面積表完成☆

②全階の柱を書く(VANCOの三角定規で一気に書く)抜く柱はこの時点で消す。

③平面図の下書き線を書く。
外壁・内壁の通り芯を書く(後で間違って出戻りするより早い段階で壁位置を書いて間違えた方が出戻りが少ない)

④断面図の下書き線を書く。(基礎下ライン、1FLライン、2FLライン、3FLライン、最高高さライン)

⑤主要寸法線を記入。(平面図、断面図)

⑥外部の開口部を書く。

⑦外壁を書く

⑧内部の開口部を書く。

⑨内壁を書く。

⑩断面図の梁と開口部を書き、床スラブを一気に書く。

⑪平面図の什器と部屋名を問題用紙を見ながら一気に書いて仕上げる。

⑫断面図の室名・天井高さ・屋根勾配などを書いて仕上げる。 → ☆断面図完成☆

⑬平面図の植栽を書く。 → ☆平面図完成☆

⑭問題用紙を見てチェック。

チェック時間をどれだけ確保できるかが大事です。
試験本番は本当に時間との勝負なのでどれだけ出戻りを少なくできるかが勝負になります。

 

慣れた同じ課題を3回トレースするだけでも違うかと思います。

 

2018 平成30年度 一級建築士試験日程が発表されました。

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いよいよ3月半ばに入ってしまいました。

 

学科試験は、

7月中旬過ぎで残り4カ月半です。

 

製図試験は、10月始めなので7カ月ちょっとです。

毎年発表される課題発表が学科試験日の近くだったので残り4カ月で、製図試験組前半戦は残り2ヶ月ということになります。

 

2018年 平成30年度 一級建築士試験

【受験申込】

〇インターネットによる受付 → 4⽉9⽇(⽉)午前10時〜4⽉16⽇(⽉)午後4時

〇郵送による受付      → 4⽉16⽇(⽉)〜5⽉1⽇(⽕)

〇受付場所における受付   → 5月10日(木)~5月14日(月)

 

【試験予定日】 

〇設計製図の試験の課題発表 7月20日(金)頃

 

〇「学科の試験」実施 7⽉22⽇(⽇)

 

〇「学科の試験」の合格発表 9⽉4⽇(⽕)

 

〇「設計製図の試験」実施 10⽉14⽇(⽇)

 

〇「設計製図の試験」合格発表 12⽉20⽇(⽊)

 

詳細はこちら ↓

公益財団法人 建築技術教育普及センター

 

 試験日は決まりました。あとは逆算して進むのみです。

 

 

 

 

 

製図試験3年目で3回目でカド番のプレッシャーを克服したい方へ

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  一級建築士試験は題目の通り二次試験の製図試験は3回目までは学科パスで受けられる。

 

ここで私の試験履歴であるが、

 

1年目の巻

1回目の試験は一次試験の学科試験が自己採点が92点という微妙なラインで確か資格学校であるSさん、Nさん、Tさん共に91±1点くらいの予想であったかと思います。(実際の発表は92点であった)

 

私としては合格点ギリギリではあるが、合格発表後に勉強し始めても間に合わないとは思ったので、とりあえず見切り発車で製図の道具集めから始まりました。(合格しているかもわからないので資格学校に通うという頭もなかったのでとりあえず独学スタート!)

 

道具集めとは一言に言っても独学なので何が必要なのかもわからないため、ひたすらネットサーフィンで色々なサイトを見ながら、あれは必要であれは必要でないというようなそれぞれの考えがあった事を覚えています。

 

そして一通りインターネットショッピングで道具を集め勉強をスタートしたわけだが、どうやら製図試験はまずは作図のスピードアップを図るという事が大事だという事がわかりました。

 

スピードアップも最初の1枚目はトレースだったのですが試行錯誤しながらの作業で計6時間ほど掛かってしまいました。

平行定規、三角定規、直定規を使いながら全て定規を使って書き上げました。

最後に文字も書いたのですが集中力が切れてなぐり書きで書いて何を書いているのか自分でもよく分からないくらいでした。

という事で最初の1枚目を書き上げた感想は、本当にこれで時間を短縮出来るのかなと絶望感に見舞われました。

 

7月末から何だかんだで2日に1枚ペースで10枚くらい書いたある日思ったのが無の状態で書いている自分がいるではないですか。

何か考えているようで何も考えていないような。手が勝手に動いてるような感覚ですか。次に何を書くかを考える余裕すらある感じでした。

このようにある一定のレベルに達するとこのような現象が起こるのかなと思います。ここまで来ればそろそろトレースもいいかなと思い次のステップに移ろうと思いました。ちなみにこの時で何年度の課題かは忘れましたがびっちり書いてある標準解答例のトレースでしたが2時間半を切るくらいだったかと思います。作図スピードに関しては結構個人差もあるかとは思いますが3時間切るくらいまでは練習しておきたいところです。

 

それからエスキスの練習となるわけですが、なんせ現場監督の独学という事で実務で設計業務をやっている事もなく、今思えば少々無謀だったかなと感じていますが主に製図試験のウラ指導というウラ指導さんで出版しているテキストをメインで使用して、海豆研究所さんで公開している簡単トレースエスキスというのをミックスして勉強していました。このお二方のブログは建築士の勉強をしている人は見ていて本当に面白いと思います。

なかなか過去のブログまでさかのぼってみることはないのですが両方とも1ページ残らず見てファンになってしまいました。

 

そうしてどうこうしているうちに1年目でしたが、3ヶ月もない限られた勉強期間でいつのまにか本番が近づいてきました。

なんとか自分なりに考えて解答を導き出し本番では一応最後まで描き切って提出しました。

 

結果は…というと

 

見事惨敗!ハガキが届いたと見てみるとランク3という結果。

自分としては試験から合格発表まで期間も開いており、もしかしたら合格出来るかもという錯覚もあったのですが、その少し期待もあったせいか合格発表の日にインターネットで調べて自分の名前がない結果がわかったとき本当にショックで1日いや一週間くらいは引きずっていたのを覚えています。

それからいつまでも落ち込んでいてもしょうがないから次に気持ちを切り替えようと思うまでにはかなり時間が掛かりました。

 

2年目の巻

不合格通知を受け取ってから月日が経ち、2年目がスタートしました。

まずは何故自分が不合格になったのかという事を分析する事から始めました。

ここで私が利用していたのがウラ指導さんのユーザープランニング略してユープラというサービスです。

これは受験した人が試験本番で解答した内容のものを忠実に再現したいわゆる『再現図』というものを作成してウラ指導さんに提出する事により、何百人もいる同じユーザーさんの受験生の解答をPDFで見たりして研究をしたり、掲示板を設けているため他の同じ境遇の受験生と議論しあえる場があるサービスである。

また、合格発表後には自分の合格の否か若しくはハガキで送られてきた自分のランクを申告を報告する事により他の受験生の結果のランクまで知る事ができる一級建築士試験特有のブラックボックスのようなグレーゾーンをクリアに理解できるサービスである。

 ユープラを使う事により落ちた原因を研究しました。この時、試験の真髄を感じた時でもありました。それが空間構成というこの試験特有の採点基準で一番大事なものかと思います。

パッと見の第一印象が大事だということです。廊下がまっすぐでなくとってつけたような感じに見えるグニャグニャな廊下であったり、面積はクリアしているんだけどゴリ押しで収めてしまったやけに細長い室であったり部屋とは思えないL字型の形状の部屋みたいな無理やり感が出てしまうような、あとで見返すと建築的な常識がないように見えるものは空間構成が出来ていないと判断されてしまうという事です。

ですがこの感覚というのはある程度の例を見ないと意外と気がつかないものかと思います。それをクリアできるのが私的にベストだと感じたのがこのユープラであったので是非、リベンジ組になった方は無料でもあるので利用して頂きたいです。

試験を終えた後に再現図を起こすというのが一番の壁かと思いますが万が一落ちてしまった場合は次回の対策を出来ますし、見事合格された方も自分が合格した解答を思い出に残しておくことができますので面倒くさいし、自分の失敗を振り返りたくないという人もいると思いますが、再現図を起こし自分と向き合うことにより良い面がたくさんあるのでオススメしたいです。

 そんなこんなで2年目はウラ指導さんの後半戦フルコースにお世話になりました。

このコースは学科試験前日に発表される製図試験の課題発表と同時にスタートするコースなのでいわゆる前半は独学で過去問を見直したり、作図の時間をしたりと前半は比較的スローに過ごしていました。

 試験結果としてはまたまたランク3という結果でした。

正直心が折れそうでした。

 

3年目の巻

 考え方は変わらず2年目と変わらず前半戦は基礎をもう一度極めようという考えで課題発表後の後半をどうするかという考えで悩みました。

 

1年目→独学で惨敗

2年目→通信で惨敗

3年目→???

 

 という事で真剣に家族と相談しました。

 

製図試験3年目という事でいわゆるカド番ってやつです。

ここでまた落ちてしまったらまた学科からスタートです。

正直、そんなに余裕がある点数で学科は通過したわけでもないしまた学科合格できる可能性は少ないのかもしれない…

 

という不安ばかりが頭をよぎりました。

 

 そして妻と作戦会議。

もう学科を受験し始めてから6年目に突入してました。そろそろ合格を決めておかないとココロが折れてしまうと思いました。

今まで触れることは無かった資格学校の話が妻からでました。「お金はなんとかするから資格学校に通ってみたら」という言葉でした。

私自身は、今まで宅建二級建築士、一級建築施工管理技士一級建築士学科とどれも独学で取得しており資格学校はお金が勿体無いという考えを頭のどこかでずっと思っていました。

資格取得も自分を向上できる趣味程度だと思っていたところもあったかと思います。

6年の月日が経ち子供も3人授かり、もう自分一人が趣味程度で受けていられる程余裕はないという事でした。

 

この時「絶対に今年合格して卒業する」と決心しました。

 

それからの私は資格学校に通い始め、勉強するわけですがとことん自分を追い込みました。

お金がない我が家に自分に出資してくれた家族の為に......

 

朝勉をはじめ

 

本気を出すため今まで会社には言ってなかったけど受験宣言したり

 

そして試験当日に至ったわけですが

平成29年の試験は資格学校も書いているように今までの試験に比べ大きく試験出題を変えてきた部分も多く苦戦した受験生が多かったようですが、私も苦しんだ受験生でした。

試験本番ではエスキスを何度も直したり、やってはいけない事ですが作図が終わっては何度も書き直したりと練習中ではありえない位試験問題を見落とすような事が多く試験終了前までパニック状態でした。試験が終わった後も放心状態でした。

 

そんなこんなで合格発表まではなんとも言えないような絶望感でした。

そして結果は合格!!

一番に妻に電話をし、喜んでくれました。

 

6年間、思い返してみると本当に長い戦いでした。

ブログを見ている方には今まさに戦っている方がいるかと思いますが

何よりも『絶対に合格するんだ!』という決意が本当に大事だと思います。

 

どうしてもカド番となると緊張して思ったようにできない人もいると思いますが本気で努力すればいつかは絶対取れる資格だと思うので諦めないで頑張ってほしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あえてノートを作らない。

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  学科試験勉強の勉強方法といえばひたすら過去問をやるという勉強法をやっておりました。

 

ある程度になってくるとわからない問題だけを抽出してとことんわかるまで勉強する。

 

これは、ある程度のレベルまで到達すると確実に理解しているであろう問題もでてきます。

そのため少しでもやらなければならない問題を少なくする為できる問題とできない問題を区別していくという作業をしていきます。←これが時短には本当に重要です!!

 

 

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これについては問題集を裁断して単独で取り捨てできるように紙一枚にしておく事をオススメします。特にA4サイズの半分であるA5まで縮小コピーするのが丁度イイです。そうする事により仕分けしやすくなり、持ち運びしやすくなります。

これはどこにいる時でも見て確認できるようにして、なおかつ携帯しやすい大きさにする事により休憩時間・交通機関での移動中の時間・スキマ時間があるときに見て確認して勉強することができます。

 

 

またこれはうちの子供たちのドリルにも言えることなのですが紙一枚にする事によりあとどの位の量が残っているのかといのが視覚的にもわかるので、終わりが目に見えるという事でモチベーションの持続にも繋がると思います。

 

そしてどうしても分かりづらい問題はその問題集に補足するような形で問題集をノート替わりにして書き込むような形で使っていました。

 

ノートを作るとなると膨大な文字を書かないといけないということもあり、中には書いたら覚えられるという人もいるかもしれませんが時間もかかり一生懸命書いたは良いが意外と書くことに集中してしまっていて頭に残っていないという事がよくあり、個人的にはあまり効率は良くないかと思います。

 

一級建築士の過去問というと非常に範囲が広くてなかなか一つの問題に時間を掛けていられないと思います。その点では広く浅く広範囲で勉強していかないといけません。

 

 

 

 

 

勉強のやる気モチベーションの維持管理継続術

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勉強時間の記録についてですが、1年に1回しかない一級建築士試験は長い期間の勉強の中で自分のモチベーションを維持していかなくてはならないので色々と工夫して飽きないように勉強してました。

 

その中でも特に気にして取り組んでいたことは

 

①勉強時間内容を記録する。

現場監督という仕事柄で常にバーチカル手帳を持ち歩いて仕事をしていたんですが勉強時間と勉強した内容を一冊の手帳に記録するようにしていました。

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何を記録していたかというと私の場合は、

例えば法令集の線引きを1ヶ月で終わらせなきゃいけない場合はその日を締め切り日として最終的な目標とし、工程表でいうクリティカルパスを決めます。

 

 実施予定の勉強する内容を今週の一週間分だけ、まず埋めちゃいます。

この一週間というのが肝です。私の場合は二週間先の事を予定しても結局忘れてしまいますので、直近の一週間が細かく管理できるギリギリのラインかと思いました。

そして何より予定なのでザックリと計画です。その日のテンションや体調などもあるでしょうから少し余裕がある方が計画とおり進めていけます。具体的な内容は勉強する前の日にでも考えれば十分ではないでしょうか。

 

 使用する手帳には色分けをして、

目標・計画には勉強をする予定の時間帯に鉛筆でバーチカル手帳に記入し、

実施したものについては、青色フリクションで記入して勉強内容・勉強時間を記録をするという事をルーティン化してました。

そして後は工事工程表を作るように逆算してこの日までに何を終わらせなければならないかという大枠を決めちゃうという事です。

全体を俯瞰して見て逆算して何をしないといけないか見極めていく事は製図試験においても一番大事な時間を管理するということです。

記録魔の私としては記録を残していく事が私にとっては何よりもやる気を持続できる事でした。

 

この勉強を記録するという作業を一時期スマホでも管理できないかと調べた事もありましたが常にすぐ確認したいのでバーチカル手帳を使用していました

。また、あえて勉強用の手帳で使い分ける事はなく仕事でも使用しているものを使う事により、仕事中も頭の片隅には置いておいて意識できるようにしておりました。そして書くスペースは限られてしまい文字自体は小さくなってしまいますが、何より持ち運びのしやすい胸ポケット入る位の大きさ【私の場合は手帳判 (146×91mm)】で常に持ち歩きたいという機能をはたしてくれるものです。

 記録をしてメモを取ることにより頭の中でモヤモヤしていたものが整理できました。

 

②友達や会社の人に受験する事を宣言しカミングアウトする。

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私の場合、5回目の試験までは落ちたら気まずいし家族以外の人には言ってませんでした。

ですが製図試験に合格した6年目には周りの人に受験する事を言いました。宣言してカミングアウトしてしまうと後に引けなくなってしまう……この状況をあえてつくり自分を追い込みました。

 そして周りの皆さんは応援してくれるようになり、仕事の融通もききやすくなるのではないでしょうか。

 

③勉強する場所を変えてみる。

 

 

これは人それぞれかもしれませんが私は机ではまず勉強しなかったです。(製図試験勉強は除く)意外と集中できたのは、子供が騒いでるリビング、公共の施設で図書館、コーヒー屋さん、車の中、普通に歩いてるとき、などありますがスキマ時間も大事かなと思います。

 

1日の中のスキマ時間は「あれっ、何だっけ?」と思い出すだけでも復習になりますし、わからなければメモでもして後で調べて思い出せればいいし。

 

場所はあえて決めないで常に勉強できるように勉強ツールを携帯できるにしていました。

 

あとは、たまに運動してみる。

現場監督という仕事柄で現場によっては一日1万歩は普通に歩きますがジョギングなど軽い運動を週に1回はやってました。気分的にリラックスできました。

また掃除洗濯など単純作業をやる時間の「無」の状態になるっていうのも個人的にはリラックスできました。休息も大事ですよね。

 

一級建築士試験は長丁場の戦いかと思います。

何より諦めない心が大切だと思います。